STAGEコンを見て

 5月5日生まれて初めてSexyZoneを見た。

 「5人が主役で5人が脇役、そして5人で主役」だと思わされるコンサート。何かしら記録しておきたいのでブログを書いておく。

 

STAGEコンに行くまで

 私は所謂アイドルオタクだが、現在本現場というものがない。複数あった本現場候補の一つがSexyZoneだ。セクゾは時々映像を見る程度で、現場に足を運んだことは無かった。なぜ彼らに興味を抱いたかは覚えていない。ただここを本命にしたら楽しい人生が送れそうだなと思った。

 もしセクゾを本命にするならまず担当を決めたい。そう考え当時予約受付中だったサマパラ2016をアマゾンで注文した。ソロコンを見ればおおよそ個性がわかるし、担当も決まると思ったからだ。

 サマパラを見た。担当は決まらなかった。

 その代わり担当になりそうな人が複数出てきた。佐藤勝利中島健人松島聡の三人である。菊池風磨の演出力には度肝を抜かれたし、マリウス葉は言うまでもなく天使であった。ただ担当ではないと感じた。担当候補上記3人のサマパラの感想を記しておきたい。

 佐藤勝利

何より顔が良かった。私は「顔面の情報量が多い人が好き」と好みのタイプを聞かれた時答えるようにしている。彼の顔面は情報量がとても多かった。顔が日本国語大辞典だった。迷わず好きと応えられる容姿をしていたし、声と歌い方も好きだ。あの顔であの歌声。好きな理由ビンゴがあれば全部の穴が開く。

  中島健人

 存在がテーマパークだった。視聴後、「”ディズニーリゾート””ユニバーサルスタジオジャパン””#Honey♡Butterfly”これが後の日本三大テーマパークである」と私のなかの情熱大陸のナレーターが囁いた。いつの日か情熱大陸中島健人が見たいと思った。彼もまた歌が上手かったし、ジュニアの使い方も匠だと感じた。顔面の情報量が多いので容姿も好みだ。加えて言葉選びも上手い。中島健人くんの本がいつか王様のブランチで紹介されるまで彼の言葉を追おう。

 松島聡

 映像を細々と見ている時からパフォーマンスが好きだと思っていたし、周囲から「松島担になると思う」と言われていたので担当候補になるのは予想出来ていた。ダンスが上手い人が好きなので、セクゾのダンス枠となると松島くんしかいない。サマパラでは強さを感じた。可愛さと格好良さで構成された生命体だった。振り幅が広いし、伸びしろも感じる。もしかすると舞台で活躍する日が来るかもしれない、と思った。

 サマパラを見た後、今すぐに現場に行きたいと思った。そして5月5日に横アリ行くことを決めた。一人で行くのは気が引けたので、同じアイドルオタクの友人に付き合ってもらうことにした。

 

STAGEコンを見て

 「圧倒的な演出力、洗練された面白さ、どうもSexyZoneです」という感じだった。メモを取っていないことを心底後悔した。セトリ順に感想を書いていこうと思ったが覚えてない部分もあるので、ソロ順に個人の感想を書いていく。

佐藤勝利

 whyを見ている時、佐藤勝利という成人男性に対し形容しがたい雰囲気を感じた。「少年」「青年」「大人」いずれにもカテゴライズされない「佐藤勝利」という人間。私はあの会場で間違いなく肉眼で佐藤勝利を捉え、彼自身から発せられる歌声を聞いていた。しかしそれを現実として捉えている感覚がなかった。夢のような空間というわけでもない。上手く言葉にできないが、圧倒的に完成されたものは現実味に隔離されることを顔面人間国宝で知った。

 「最近よく拝まれる」とMCで言っていた。その言葉を聞いて迷わずその場で拝んだ。「ありがてえ…ありがてえ…」と実際に口に出し手を合わせたのは初めての経験である。少し徳を積んだ気持ちになれた。

マリウス葉

 誰よりも背が高く、誰よりも女性らしいアイドル。全体を通して品を感じた。序盤の綾小路きみマリウスが繰り広げる上品な漫談は老若男女に楽しんでほしい。あの空間は横浜であり地方在住の高齢者が集まる公民館だった。老後はアイドル兼漫談家として日本を駆け抜けるきみマリウスさんの漫談を聞く生活を送りたい。若い今はいつか出てくるであろう「you you skip one you(綺麗なお姉さん お姉さん お姉さん 一つ飛ばして お姉さん)」のGIFを積極的にTwitterで使おうと思っている。

 ダンケ・シェーンはEテレのような可愛らしさがあり心が園児になれた。いつかマリウスに世界の言語を覚える幼児向け番組に出演してほしいと願っている。

松島聡

 生で聞いた歌声が想像以上に甘い。これから歌割りやソロ曲が増えれば大きく化けると思わされた。Break out my shellでは建国していた。ジュニアと火を従えた国王松島に納税がしたい。Sweety Girlでサンリオピューロランドのようなファンシーな可愛さを出してくるのに、次の私のオキテでは力強く踊る振り幅の広さに驚かざるを得ない。Teleportationでは会場の全員を抱いていた。脳に直接語り掛けてくる歌とダンスで四肢が不自由になるかと思った。

 トロッコで会場を駆け巡りセンター席にファンサをする姿は匠でしかない。ファンサマシーンという言葉がある。彼のファンサはマシーンというよりも職人技だと思った。瞬時に素材(うちわ)を判断し作品(ファンサ)を作る。日本人が選ぶ世界に誇る職人芸100選に出てほしい。

菊池風磨

 今回のコンサートを通し最も驚かされた人物。私は元KAT-TUN赤西仁担だ。STAGEコンを見るまで菊池風磨は元担に憧れ影響を受けるそれ以上でもそれ以下でもない現役ジャニーズとして認識していた。それは誤解であった。なぜそう思ったのか。原因はrougeである。正直この曲に関しては実際に見てくれ、と言う他ない。rougeの歌詞をダイレクトに濁すことなくぶつけられた時、きっと何かを抱くはずだ。私は感動と脱力感だった。コンサートでありミュージカル、菊池風磨でありrougeの主人公Aを括目することになる。もしもこのコンサートが映像化した時他担でもrougeのためだけに購入する価値があると思う。

 STAGEコンは菊池風磨が主体となって演出が考えられたらしい。この演出を考えられる人がいるグループが単純に羨ましいと思った。叶うなら私が他にも応援しているグループの演出も考えてほしい。演出家・菊池風磨に対する信頼が厚い。

中島健人

 rougeで菊池風磨が会場の心を壊し、揺さぶった。そのような空気の中登場したのが中島健人である。おそらくブルゾンちえみをオマージュしたスーツ姿の中島健人が会場を歩く。書類をステージにばらまく。菊池風磨が完成させた閉鎖的な空間を一瞬で開放的にしていた。Hey summer Honeyで一足早い夏を味わった。生Hey summer Honeyは中毒性が高く、血の巡りが良くなる感じがする。

 中島健人にとってsexyは多義語であるかもしれない。彼のMCを聞いていて感じたことだ。「Make a wish Make Sexy Make Happy」彼が私達に贈った言葉。横アリにいる人間は幸福とセクシーを願われた。中島健人は日頃から「セクシーサンキュー」など我々とは違う意味でSexyという言葉を使う。おそらくキャラの確立やキャッチ―さなどが大きな理由だろう。しかしそれだけではないのかもしれない。私達が知る「Sexy」と中島健人の知る「Sexy」は違う。「性的」という一つの意味にとらわれない「Sexy」という言葉。私はその言葉の意味を一つでも多くしりたい。中島健人は教祖になりえる人間だと思う。いつの日か教祖からSexyの意味を聞きたい。

 

 STAGEコンに行って本当に良かった。良い意味で裏切りの連続だったコンサートの円盤化が楽しみで仕方がない。この夏、沢山のSexyZoneが見られますように。

 ここまで読んでくださった全ての方にセクシーサンキュー。